2018 12/13 UP
あなたのお仏壇、美しく飾られていますか?① ~蝋燭・輪灯・香炉~
お仏壇の荘厳(しょうごん〈=お飾り〉)について、まとめてみました。
全2回にわたって紹介致しますので、どうぞご参考にしていただければと存じます。
全2回にわたって紹介致しますので、どうぞご参考にしていただければと存じます。
※五具足……蝋燭が1対(2つ)と仏華が1対(2つ)と香炉の、計5点で飾る飾り方
〔Ⅰ〕蝋燭(ろうそく)
蝋燭は法要の時はもちろん、朝夕の勤行など家庭での日常勤行の時も、火を点じて使います。
色は次のように使い分けます。
白色は、祥月命日・月忌などの法要、葬儀、中陰、三回忌までの法要。
朱色は、報恩講、七回忌以後の法要、その他よろこびの法要。
また結婚式などに用いる金色の蝋燭、通夜・葬儀などに用いる銀色の蝋燭もあります。
法要や日常勤行のとき以外は、蝋燭立てに「木蝋(もくろう〈=赤色の木製の蝋燭〉)」を立てておきましょう。
お参りの後に蝋燭の火を消すときは、息で吹き消さず、芯切りや蝋燭消しを使用します。
色は次のように使い分けます。
白色は、祥月命日・月忌などの法要、葬儀、中陰、三回忌までの法要。
朱色は、報恩講、七回忌以後の法要、その他よろこびの法要。
また結婚式などに用いる金色の蝋燭、通夜・葬儀などに用いる銀色の蝋燭もあります。
法要や日常勤行のとき以外は、蝋燭立てに「木蝋(もくろう〈=赤色の木製の蝋燭〉)」を立てておきましょう。
お参りの後に蝋燭の火を消すときは、息で吹き消さず、芯切りや蝋燭消しを使用します。
〔Ⅱ〕輪灯(りんとう)
輪灯は、お仏壇の中を明るくする照明用の仏具です。
元は宮中で使用されていたようですが、浄土真宗の仏具として用いられるようになったものです。
本来は油を入れて灯芯に火を灯しますが、今は電気式が一般的になっています。
同じ浄土真宗でも宗派によってデザインも違いがあります。
元は宮中で使用されていたようですが、浄土真宗の仏具として用いられるようになったものです。
本来は油を入れて灯芯に火を灯しますが、今は電気式が一般的になっています。
同じ浄土真宗でも宗派によってデザインも違いがあります。
〔Ⅲ〕香炉(こうろ)
香炉にはいくつかの種類があり、金属製の蓋つきものを「金香炉(かなごうろ)」、青磁製のものを「土香炉(どごうろ)」と呼びます。
線香をお供えするときは土香炉、焼香をするときは金香炉を用います。
普段の飾り方は、香炉台があればその上に金香炉を置き、その前に土香炉を設置しますが、お仏壇の形などによって設置が難しいこともあります。その場合はご縁のあるお寺さんにご相談ください。
線香をお供えするときは土香炉、焼香をするときは金香炉を用います。
普段の飾り方は、香炉台があればその上に金香炉を置き、その前に土香炉を設置しますが、お仏壇の形などによって設置が難しいこともあります。その場合はご縁のあるお寺さんにご相談ください。