2017 6/25 UP
☆どこにおろうが広島弁じゃけぇ☆
現在、鋭意改修中の築地本願寺です。
6月11日は、芸轍と呼ばれた安芸教区の学僧の中でも代表格、大瀛(だいえい)和上の祥月命日にあたります。
大瀛和上は、三業惑乱(本願寺教団を揺るがした大事件、詳しくはまたの機会に、、、あるのか!?)の収束にあたり、江戸のお白洲まで召喚され、三業派(新義派)の代表である能化の智洞を論破するも、持病の結核が悪化し江戸にてそのまま客死されます。
そうした経緯から、東京築地本願寺には大瀛和上の墓碑があり、毎年祥月命日には大瀛忌として法要が修められます。
およそ七年前より、この大瀛忌に広島出身の方々が集まるようになったそうです。
最初は数人の集まりだったそうですが、その輪がだんだん広がっていき今ではこんなにたくさんの方々が集まって来られます。
そうなると、ご法話では「広島弁が聞きたい」との要望が高まり、安芸の布教使が招かれるようになったそうです。
法話の後は話し合い法座。広島から都市開教を志し上京されている僧侶の方々を交え、さながら離郷門徒の集いのようになっています。
東京という大都会に掻き消されそうになりながらも、たくましく育まれている安芸門徒の輪、とても有り難いご縁でした。
来年も来て下さいなんていう勿体ない言葉(軽く自慢)もいただきましたが、いえいえ春秋会には若い布教使がたくさんいますので、是非とも違う安芸布教使のご縁にもあって下さいとお答えしておきました。
これから、出講者の相談が来たら、春秋会の皆さんをガンガン推していきますので、答えは、「はい」か「YES」でお願いいたします。
よいしょよいしょー!