2018 11/22 UP
■■ 防災研修会 ■■
本日(11月22日)の広島テレビ『テレビ派』にて取り上げていただいた「西昭寺寄席(春秋会落語会)」
の放送(約10分)、ご覧になられたでしょうか?
今夏の豪雨災害の復興支援として開催した17日の落語会ですが、落語会の前(13日)に同じく
西昭寺にて「防災研修会」を開催しておりましたので、順番が前後いたしましたけれどもそのご報告です。
11月13日(火)、研修部会主催の「防災研修会」が小屋浦の西昭寺で開催されました。
講師は平成30年7月豪雨で被災した当会会員であり、西昭寺住職の河野法誓さんです。
災害はいつ自分の身に起こるか分からないことです。
講師自身の経験を通して、知っておくと役に立つ知識、ご門徒との連絡方法や安否確認をどうするのか
といったことをお話しくださいました。
研修会の中では、小屋浦地区を少し歩いて昔の『水害碑』を見せていただいたり、
「土砂崩れ直前に木の香りがした」という話も聞いたりました。
土砂崩れの兆候で土の香りがするという話も聞きますが、これらもまた1つずつが大事な教訓でありました。
最後に、講師が「こういう災害を受け、ご門徒・地域の方との距離が縮まり、やっと住職になれた気がします」
とも話しておられました。
ボランティアは1ヶ月を過ぎると急激に減るそうで、復興に時間を要する現状等を聞き、
支援を長く続けていかなければならないと改めて感じた研修会でした。