2017 6/18 UP
☆TOKIO駆けるShow Day、破☆
二日目の御逮夜(お昼席)の法話を終えて、拙は一路上野へ。
これ何だかわかります?
何が何だか意味不明な、こんなの↓とか。
ちなみに下の版画の題は「大きな魚は小さな魚を食う」、、、何じゃそら。
しかし、私はこういう絵が大好物なのであります。
16世紀、狂気の想像力で悪魔や怪物を描きまくり、細緻な画力で圧倒的な存在感を示した、
ピーテル・ブリューゲル1世。
この人の大傑作。
ドドドドドドドーー!!
バベルの塔、これを見に行きました。
この絵との出会いは、小学生のとき。ある日、住職がこの絵のバカでかいジグソーパズルを買ってきたんです。
一緒に作っているうちに、これもの凄い細かいところまで描いてあるー、すげーと。考えると極めてパズル向きの絵ですよね。
その細かさと、色彩。スチームパンクのルーツになっていることは間違いないでしょう。
実物はそれほど大きくないんです。あのサイズで、よくこんなもんコツコツコツコツ描いたもんだと。
ちなみに、わが家のバベルの塔(パズル)も神の逆鱗に触れたのでしょうか、完成には至りませんでした。
今回、大友克洋が「インサイドバベル」として、中の様子を想像で描いたものも展示されており、これも凄かった↓
しかし、日曜日だったせいもあり黒山の人だかり、お相撲さんまでいました。
こういった特別展示で楽しみなのが物販。
今回の獲物でおもしろかったのはこれです。
「大きな魚は小さな魚を食う」の左はじに出てくるお魚くわえた半魚人のキーホルダー。
よく見て下さい、靴?靴下?なんか履いとるwww
特別展じゃなければ、商品化することはなかった代物でしょう。
ちなみに、この半魚人のフィギュア(海洋堂制作)までありましたが、それはぎりぎり我慢しました。
いや、この状況でも商品化されていることは、とても正気の沙汰とは思えません。
ちなみにこれ1000円、海洋堂のフィギュアは3000円、強気。
春秋会も、何か売るならこれぐらいエッジの効いたグッズを展開したいものです。