2019 8/26 UP
◆「死の疑似体験」企画スタート◆
先日、仏教コネクト部会は【ワークショップ「死の疑似体験〜あなたの大切なものは何ですか??」】を開催しました。
仏教コネクト部会は、新しい取り組みについて会議を重ねています。
そこでこの度行ったのが【ワークショップ「死の疑似体験〜あなたの大切なものは何ですか??」】です。
講師は「ワカゾー」という団体で実際にワークショップを開催してらっしゃる藤井一葉さんをお呼びしました。
はじめに藤井さんが関わっておられる「ワカゾー」の活動についてご紹介いただきました。実際に活躍している僧侶の活動を聞くのはとても良い刺激になりました。
ワークショップの始めにアイスブレイクとしてパステルでお絵描き。「死」というテーマについてそれぞれのイメージを絵で表現してお互いに見せ合いました。同じ僧侶ではありますが、ここまで違うかと言うくらいそれぞれに個性豊かな仕上がりでした。
続いて本編の物語に入ります。
何気なく生活している中、思わぬ病にかかり、死を迎えるまでの物語。主人公は参加者本人です。
参加者それぞれが大切に思うものを20個紙に書き出し、それらをストーリーが展開するなかで捨てていきます。大切なものがどんどん失われていくなかで見えてくる、自分にとって本当に大切なもの。
捨てるものを選ぶ難しさが有る一方で、現実はそれを選ぶ間もなく失っていかなければなりません。自分にとって大切なものは何なのか。死ぬってどう言うことなのだろうか。
頭では分かっているつもりでもつい目を逸らして生活している中で、自分自身の事として向き合って行くことができる非常に新鮮で有意義な体験となりました。藤井先生本当に有り難うございました!
今後仏教コネクト部会では、それぞれが感じたことを共有しながら、春秋会独自のワークショップを開催する予定です!
乞うご期待ください!!